15周年を迎えて
国際親善と相互理解の促進
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国際都市札幌市において、世界の平和と真の国際親善を目指して、民間でしか出来ない暖かい心の通い合う市民レベルでの草の根国際交流を実践して「札幌国際親善の集い」も創立15周年を迎えることが出来ました。この間、在札アメリカ、ロシア、中国、韓国の各総領事館、北海道、北方圏センター、札幌市、札幌国際プラザ、北大、その他の大学及び各国からの留学生、ロータリーの交換留学生、在札外国人、そして何よりも札幌国際親善の集いの趣旨に賛同されて熱心に参加して頂いている会員の皆様の絶大なるご協力のもとに、年と共に益々積極的な活動に対して感謝申し上げ初期の目的に対して多大な効果があったのではないかと思う次第です。
札幌国際親善の集いの15年間の歩みを振り返りますと、毎年新年度の総会において承認されました事業計画、予算などにのっとりまして行われる年間行事の活動に対しては他のボランティア団体に見られない程、充実、発展を収めていることは注目されている所であります。
又海外においても、日本古来の伝統芸術の文化交流は姉妹都市ノボシビルスク市には2回、ポートランド市との10周年記念式典、文化交流、ミュンヘン市同年記念式典、文化交流、中国の北京市釣魚台においての中国の政財界、芸能界の方々との文化交流、又、極北の白夜の国ヤクーツク市、キリギス共和国に2回、又南米ブラジルのサンパウロ市において行われました、北海道会館の落成式典、文化交流、パラグアイ国アスンシオン市の北海道会館落成式典、文化交流等日本古来の伝統芸術を披露して参り、国民に多大の感銘を与えると共に市民レベルでの国際親善の実を十分に果たしたものと確信する次第であります。
しかし、何と言っても常日頃からの会員の皆様の札幌国際親善の集い設立趣旨と目的を十分理解されまして積極的な物心両面のご協力があったればこそと感謝申し上げる次第であります。尚、今後共より一層の皆様方の御参加と御支援、御協力を切にお願い申し上げまして15周年を迎えてのご挨拶と致します。 |
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札幌国際親善の集い 会長 谷口 良一
「平成15年発行 記念誌より」 |
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